<< 一冊の手帳で夢は必ずかなう | main | 人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法  和田 裕美 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

↓ ここまで読まれた方はポチっとお願いします。クリックしていただけると励みになります。
ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
  • 2008.12.13 Saturday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す  ビョルン・ロンボルグ

こんばんは、たかです。

「地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す」です。丁度サミットもやってることだし時事ネタですか。この本は、アルゴアの「不都合な真実」が好きな環境活動推進派の人にとってはわりと不都合な本。ここで「不都合な真実が描かれている」と言わないあたりが私の良心なのです。

地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す
地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す山形 浩生

ソフトバンククリエイティブ 2008-06-28
売り上げランキング : 75


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本書の著者はCO2が地球温暖化の要因の一つになっていることは認めつつ、温暖化が及ぼす悪影響を認めつつ、それでも力の入れどころはそこじゃないだろ、って言っている。

そもそも環境活動の目的って何かというと、当然地球や地域の環境を良くすることで人間を中心とする地球上の動物植物がハッピーになることなわけです。温暖化を防止したいと考えているのはそれが地球環境に悪影響を及ぼすと考えられているからだけど、実はいい影響もある。温暖化すれば台風や竜巻が増えたり伝染病が流行ったり熱射病で倒れて死ぬ人が多くなるけど、それをはるかに上回る人数が寒さで死なないで済む。

地球が温暖化すれば海水面が上昇する。今世紀中に数十センチ上昇と言われているけど、それにより住まいを奪われる範囲より、雪が溶けることで人が住める地域が増える方がはるかに広い。こういうトレードオフをどのように考えるかがすごく大切なのだ。それに温暖化により悪化する伝染病などの影響については医学的、科学的、政治的解決方法があり、CO2削減で対処するよりはるかに効率的だし、温暖化によるメリットを受けつつデメリットも削減できる。さまざまな要素をなるべく客観的に眺めてその上でもっとも重要なところから手を打っていくという姿勢でなければならない。

客観的に眺めるという観点でいえば、「不都合な真実」では多数のホッキョクグマが溺れ死んでいるという話が書かれていたが、本書ではそれは「急な嵐」の翌日に1回目撃されただけだとしている。実際ホッキョクグマの個体群のほとんどは数が安定しているか増加していて、減少している個体群は北極の中でも気温が下がっている地域に住んでいるらしい。どっちが真実に近いのかは私には判断できないけど。

著者は、温暖化は総合的には問題だと認識しているし、CO2削減もその手段としてある程度有効だと認識している。何もしなくていいと言っているわけではない。環境を守ることの大切さを強く感じているのは本書を読めばよくわかる。だからこそ、今の環境活動はおかしい、もっとクールにやれよと言っているわけだ。CO2削減に対する著者の提案は「各国のGDPの0.05%を炭素排出なしのエネルギー技術に投資すること」。

洞爺湖サミットが開催されていて環境を考えるには丁度いいタイミング。環境活動が大好きな方こそ本書を読んで、こういう骨のある懐疑論者をどう説得するか考えてみたらいいんじゃないだろうか。

関連・参考:
地球と一緒に頭も冷やせ! - 池田信夫 blog
 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/323d1d4d89497a7fbd763f9a1699770d
404 Blog Not Found:s/と一緒に/の前に/g - 書評 - 地球と一緒に頭も冷やせ!
 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51074687.html

本読みサラリーマン | “環境問題のウソ”のウソ
 http://rbook.jugem.jp/?eid=33

JUGEMテーマ:オススメの本
 
↓ ここまで読まれた方はポチっとお願いします。クリックしていただけると励みになります。
ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

スポンサーサイト

↓ ここまで読まれた方はポチっとお願いします。クリックしていただけると励みになります。
ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
  • 2008.12.13 Saturday
  • -
  • 21:45
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク
コメント
確かにトレードオフはあると思います。しかし、極寒地には殆ど人いないので死んでる人はいないのでは?温暖化による大気変動による竜巻、旱魃、洪水の被害は甚大だと思います。グリーンランド氷原が溶けており、それによりメキシコ暖流の還流がゆるくなり、欧州に寒波がくるという話もあります。
  • 恩田川 鴨次郎
  • 2008/07/09 11:48 AM
こんばんは。
恩田川さんのような方にこそこの本を読んで感想を聞いてみたいわけです。
ちなみに死者数の推計が本書に書かれていて、2050年までの気候変動、要は温暖化で毎年差し引き140万人助かるそうです。
  • たか
  • 2008/07/09 8:11 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
  • -
  • 2009/02/02 9:39 PM
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
selected entries
profile
categories
参加中のランキング
当ブログは今何位?おかげさまでそれなりにがんばってます。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング【くつろぐ】
あしあと
ブログピープル
BlogPeople登録
  ********
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
archives
recent comment
recent trackback
recommend
links
sponsored links
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM