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  • 2008.12.13 Saturday
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知価革命―工業社会が終わる 知価社会が始まる

 こんばんは、たかです。

今回は最近の私があれこれ考える上で結構影響を受けている知価革命―工業社会が終わる 知価社会が始まる (PHP文庫)を。この本は20年以上前に書かれた本なんだけど今読んでもだいたい大丈夫。



それぞれの時代の価値観というのは絶対的なものではなく、今正しいとされていることも時代や状況が変われば正しくないとされることもある。しかし、時代の価値観を決める条件は変わらない。それを著者である堺屋太一は「やさしい情知」と表現しているんだ。ここでいうやさしい情知とは「豊富なものをたくさん使うことは正しく格好いいと感じ、不足なものを節約しあまり使わないのが正しく美しいと感じる」感覚のこと。

この観点で歴史を見ているんだけど、本書をもとに私の解釈で時代を再分類すると以下のとおり。

0.狩猟生活
1.古代前期(原始的な農耕生活) モノ不足/時間余り
2.古代後期(農業革命以降)   モノ余り/時間不足
3.中世             モノ不足/時間余り
4.工業社会(産業革命以降)   モノ余り/時間不足
5.知価社会(知価革命以降)  (モノ不足/知恵余り?)

モノ余り/時間不足の時代には何が起きるか。モノを大量に消費することが正しく格好いいということになるし、モノを大量に生産し流通させることが正しいとされるために勤勉に働くことが正しい生き方ということになる。また、大量にモノを生産しなければならないから労働力確保のため奴隷制度が発達するのもモノ余りの時代。また、モノを効率的に流通させるための経済が発達する。

モノ不足/時間余りの時代には何が起きるか。モノを大量に消費することは正しくないとされ、他人の取り分を奪ってしまうことにつながるために勤勉に働くということに対して否定的な見方がされる。モノを使わず時間を大量に消費する芸術や哲学、宗教なんかが発達する。

こういう「社会が持つ価値観」のことを「パラダイム」と呼んでいる(本来の意味はちょっと違うらしいけど本書ではこの意味で使っている)。そして今は4と5のパラダイムの転換点、「パラダイムシフト」の時代だっていうこと。

現在は4と5の境目だということなんだけど、まず4の時代は2の時代に類似している。そして現在は科学技術が必ずしも人の幸福につながるわけではないという限界が感じられ、資源の有限感が広まりモノ不足の感覚が蔓延しつつある。
また、2と3の境目の時期には何が起きたか。本書の記述を信じると、たとえば裕福な地域での人口減少、貧しい地域での人口増加。都市部で性が乱れ、離婚や不倫が横行し、でも子供は作らない。福祉を提供する国家の負担は増大する。これって今の世界の状況に似てるよね。だから、と短絡的に結んでいるわけではないが、5の時代は3の時代に似てくるのではないかという未来予測になっている。

ただし3と5では違うところがあって、5の時代は時間が余るのではなく知恵が余るというところ。この部分に注目した予測は正直いまいちで、それについては岡田斗司夫の「ぼくたちの洗脳社会」を読むのだけれど、ひとまずここまで。

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&nbsp;こんにちは、たかです。 昨日からの流れで今日はぼくたちの洗脳社会です。10年以上前の本だけど、これは本当に今読んでまったく違和感ない。ときどき「パソコン通信」という言葉が出てきたりして「本当に10年前なんだなー」と感心するほど。これはリンク先
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