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毒になる親―一生苦しむ子供 Susan Forward 玉置 悟
こんばんは、たかです。
「毒になる親―一生苦しむ子供」です。私は親ではありませんが、今後親になる可能性のある人すべてが、「毒になる親」にならないためにも読んでいただきたい一冊。
(↓なか見検索で立ち読みできます)
まずは目次。
親としてはむずかしいだろうな思うんだけど、子供は以前叱られたことと矛盾することで叱られたりすると、混乱するわけだ。それがその子供の精神が萎縮してしまうことにつながる可能性がある。親も人間なのでしょうがないけど、いつ不機嫌になるのかわからない親の子供はきっとびくびくしながら毎日をすごしているんだな。本書を読んでいると、子供というのは環境に過剰に適応してしまうがゆえに、毒になる親の子供がその成長過程で問題を抱えてしまうということがわかる。
例えば、アルコール中毒の親とか性的な行為をする親とかだったら明らかに毒になる親だし、本人もさすがに「これは子供のため」とも思わないと信じたいのだ が、暴力を振るう親とかコントロールばかりする親ってのは、子供のことを思えばこそ、といいつつ行なってしまう人もいるんじゃなかろうか。
さらには、言葉でコントロールするのではなく無言のコントロールというのも、毒であるとはっきりわからないだけに強い影響を受けてしまう。
実際にこの本を読んで救われたと感じている人の数がこの本の価値の一面を強くあらわしていると思うんだけど、AMAZONのレビューを見るとそんな人がたくさんいる。少なくとも自分が「毒になる親」にならないように気をつけなきゃいけないな。といっても毒になる親はこんな本は読まんか。
「毒になる親―一生苦しむ子供」です。私は親ではありませんが、今後親になる可能性のある人すべてが、「毒になる親」にならないためにも読んでいただきたい一冊。
(↓なか見検索で立ち読みできます)
毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫) | |
Susan Forward 玉置 悟 おすすめ平均 虐待は増えたのか? 心が悲しく、寂しい人に…。 参考 因果応報ってこういうことなのかも。。。。 諸悪の根源 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
まずは目次。
第1部 「毒になる親」とはどんな親か第1部が一般論や事例の紹介になっていて、第2部は読者に対するカウンセリングになっている。
第1章 「神様」のような親
第2章 義務を果たさない親
第3章 コントロールばかりする親
第4章 アルコール中毒の親
第5章 残酷な言葉で傷つける親
第6章 暴力を振るう親
第7章 性的な行為をする親
第8章 「毒になる親」はなぜこのような行動をするのか
第2部 「毒になる親」から人生を取り戻す道
第9章 「毒になる親」を許す必要はない
第10章 「考え」と「感情」と「行動」のつながり
第11章 自分は何者か―本当の自分になる
第12章 「怒り」と「悲しみ」
第13章 独立への道
第14章 「毒になる親」にならないために
親としてはむずかしいだろうな思うんだけど、子供は以前叱られたことと矛盾することで叱られたりすると、混乱するわけだ。それがその子供の精神が萎縮してしまうことにつながる可能性がある。親も人間なのでしょうがないけど、いつ不機嫌になるのかわからない親の子供はきっとびくびくしながら毎日をすごしているんだな。本書を読んでいると、子供というのは環境に過剰に適応してしまうがゆえに、毒になる親の子供がその成長過程で問題を抱えてしまうということがわかる。
例えば、アルコール中毒の親とか性的な行為をする親とかだったら明らかに毒になる親だし、本人もさすがに「これは子供のため」とも思わないと信じたいのだ が、暴力を振るう親とかコントロールばかりする親ってのは、子供のことを思えばこそ、といいつつ行なってしまう人もいるんじゃなかろうか。
さらには、言葉でコントロールするのではなく無言のコントロールというのも、毒であるとはっきりわからないだけに強い影響を受けてしまう。
だが言葉に出して語られることのないルールは、目に見えない操り人形師のように子供を背後から操り、子供が盲目的に従うことを要求する。それらは意識のうえにも上がっていない隠されたルールであり、「父親よりも偉くなるな」「母親をさしおいて幸せになるな」「親の望む通りの人生を送れ」「いつまでも親を必要としていろ」「私を見捨てるな」などがそれである。これは親側もむずかしいよね。親にだって子供に対する願望はあるんだし、「言葉にだしてはいけない」といわれるならまだしも、態度に滲み出さないようにするなんてねぇ。とはいえ、まずは子供の成長と自立を素直に喜べ、とそのように著者が言っているように感じる。
実際にこの本を読んで救われたと感じている人の数がこの本の価値の一面を強くあらわしていると思うんだけど、AMAZONのレビューを見るとそんな人がたくさんいる。少なくとも自分が「毒になる親」にならないように気をつけなきゃいけないな。といっても毒になる親はこんな本は読まんか。
JUGEMテーマ:文庫
- 2008.06.23 Monday
- たか(書評)
- 23:45
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